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2016.02.23 ネコブ山

メンバー: YZ
タイム :三国川ダム0:04 十字峡 1:44 蛇崩沢右岸尾根3:05
      桑ノ木山7:42 ネコブ山9:59 桑ノ木山11:20
      蛇崩沢右岸尾根11:48 十字峡12:56 三国川ダム14:20
天候  :曇り

昨年、大兜山から見て行ってみたいと思ったネコブ山へ行ってきた。
ルートはおだまきの蓬平さんたちが去年春に行ったものを参考にした。

深夜の三国川ダムに到着して準備をする。実は前日夜にも来たのだが
みぞれ混じりの雪にモチベーションが上がらずにそのまま帰宅した。
この時の雪で近くの八海山スキー場山頂では朝までに30cmほど
積もったらしく行っておけばよかったと少し後悔し、2日連続で三国川ダムへ。

来る途中の道路の気温表示は0度。空は曇りでかなり温かく感じる。
期待した新雪はやはり日中に腐ってしまったようで春のような重い雪。
それにしても雪が少ない。2週間前に比べてもずいぶんと減っている。
この日は雲の向こうにうっすらと月が見え、周囲の山の様子も見えたが
山肌が黒々としている。まさか今日は土の上を藪漕ぎすることになるのでは…
ダム管理棟に向かう時点で不安になり、中止にしようか検討するが、
八海山で前日の朝までに積もったという新雪30cmを信じて前に進む。

ダム管理棟
P2230523.jpg

今回もダム右岸道路をシールで歩く。数か所ある風の通り道が少し寒い。
前回とほぼ同じ時間で十字峡着。ここからは初見のルートだ。
道路を少し進みトンネルへ。暗い。怖い。小心者の私はこういうのは苦手。
恐怖のトンネルを過ぎ、下津川沿いの林道へ。雪は相変わらず重たいが
右岸へ渡った途端に冬らしい雪質に急変した。日差しがあたらないからだろう。
これなら少し期待がもてる。いくつかのデブリをトラバースして蛇崩沢右岸尾根へ。

心配した雪も問題なく、急な斜面に取り付くが、新雪の下に固い層があり
急斜面では新雪ごとズルズルと落ちてしまい、なかなか上手く登れない。
早々にシールを諦めてスノーシューに変更。慣れたこちらの方が快適だ。
この尾根はいい感じの斜度があるブナの疎林。帰りの滑りは楽しめそうだ。
P2230529.jpg

P2230533.jpg

途中、寝不足のせいかちょっと調子が悪くなる。まだ疲れるほど登ってないが
体がだるくて気分も良くない。敗退も検討しながら少し早目の朝食休憩。
完全に回復はしないが様子を見ながらもう少し進んでみようと、再び歩きだす。

標高1318地点に着くと少し視界が広がった。空は厚い雲に覆われているが
天気予報では昼前から昼過ぎの数時間は晴れ、夕方には崩れるらしい。
山頂での晴れを信じて登って行くが、桑ノ木山が近付くにつれあたりは真っ白に。

1318m地点より
P2230534.jpg

山頂付近の台地に着くころには完全にガスの中。一面真っ白。
雪面と空の境目も曖昧になり、目がチカチカする。不思議な気分。
広い台地で目印になるようなものもなくGPSを頼りに山頂へ。

桑ノ木山山頂
P2230542.jpg

視界は全くないが風もなく穏やか。これはGPS無しだと危ないかも。
この山頂付近から先の雪面は雪付とガチガチアイスバーンが半々ほど。
ほとんど視界が無いので少し歩いてはGPSの確認を繰り返して進む。
ついつい雪庇側に寄りすぎるようで、何度も方向修正した。
ガリガリに凍った斜面のトラバースもあり、ここが一番緊張した。
ネコブ山への最後の登りは一部急登もあったが、
ガチガチのアイスバーンだったのでスノーシューがよく効いた。

斜面を登りきると山頂は目前。手前の偽ピークあたりから
雪面がウネウネしていて雪庇と見間違えたりしてしまう。
ガスが一段と濃くなり、足元の雪面も良く見えない。
GPSを片手に見続けるが、それでも右往左往してようやく山頂へ。

ネコブ山山頂。さっきと全然変わらない写真。
P2230552.jpg

時間的には少し待ってもいいけれど、期待できそうもないので下山。
帰りはなんとか自分のトレースが見えるので登りよりも楽だ。
視界もなくアイスバーンなのでコルまで歩いて降りようか迷ったが
ゆっくり下りれば問題ないと思い、1750m付近でボード装着。
そしていよいよ滑りだそうとした時、ガスが晴れてきた。
P2230561.jpg

しばらく待つと下山方向の道も見えてきた。よかった。
P2230566.jpg

少しずつ視界が広がり、これならもう少し待てばよかたっと思い、
山頂まで戻るか検討するが、景色は次回の楽しみにとっておくことに。

これがネコブのコブだろうか。
P2230570.jpg

大兜山
P2230572.jpg

どんどん見晴らしが良くなる
P2230589.jpg

ネコブ山を振り返る。もう少し待てばよかったか。
P2230590.jpg


視界が良くなり一安心だが、雪面はガチガチのアイスバーン。
ほぼ横滑りで高度を落とす。エッジが丸まりそうな音を立てている。
雪が付いている場所はそこそこ快適だが、次の瞬間いきなり
アイスバーンになったりで忙しい。安全第一でゆっくりと滑り下りる。

コルから桑ノ木山までは登り返し。平らな山頂の奥に八海山が見える。
中ノ岳や巻機山の山頂付近は最後までガスで見えなかった。

帰り際、ネコブ山頂にはまたガスが。快晴とはならなかった。
P2230621.jpg

桑ノ木山からはお楽しみの滑走。
雪はやはり重たくなったが、期待した以上に面白かった。
標高差約1000mも快適な斜度が続き、木も疎らなので
自由にラインが取れ、今シーズンの滑走では一番楽しかった。
もう少しアプローチが良ければ何度でも訪れたいが…。

ブナの疎林。超快適な斜面。
P2230649.jpg

下津川まで滑り下りてご機嫌。
P2230661.jpg

下津川に到着すると時間もちょうどよかったので昼食休憩。
帰り道の林道には新しいデブリもいくつかあり、慎重に通過。
苦手なトンネルも日の光のおかげで中まで明るく安心できた。
三国川ダムまで延々と長い道を歩いてようやく車へ到着。

楽しみにしていた景色が全く見れなかったのは少し残念だが、
無事登頂することもでき、帰りの滑りも楽しめたのでよかった。
長距離の林道歩きは大変だが、スノーシューと比較すると
圧倒的に楽で効率もいい。今年はスプリットにしてよかった。
おかげで小雪のこんな年でもいろいろな山行が楽しめている。

2月は残り1週間、シーズンの終わりも早く訪れそうだ。


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Comment

No title

お疲れです。報告がないので心配しました。もう少し待てば、その気持ち十分わかります。この次があるさと思っても後悔が先に立ちます。長いアプローチの先には、必ずご褒美が待っているはず。自分もこの次は、長いのをぜひ計画したいです。

No title

中ノ岳の時もそうでしたが、帰宅後道具の片付けをして、帰ってきた子供の相手をしているうちに夕食、風呂で、前日寝てないこともあり、当日中にブログを書く気力は残っていませんでした。いよいよ雪不足も深刻になってきて行き先に困ってしまいます。

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