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2016.08.29 登川姥沢川 南ノ入沢右俣

メンバー: YZ
タイム :古峰山登山口6:06 入渓点6:31 二俣7:31 
     稜線11:25 登山道下降点14:25 登山口15:10
天候  :晴れ

台風の影響が心配だったが、この日までは天気が持ちそう。
どこの沢に行こうかあれこれ悩んだ結果、南ノ入沢右俣に決定。

調べてみると沢自体は短くて難所と言えるような場所もないが
下山に使う旧登山道が藪の廃道となっていてかなり大変そうな印象。
ヘッドライト下山やビバークの記録もあり、下山が核心になりそう。
迷いやすくて大変なのか、藪が濃くて進めなくて大変なのか、
一応ビバークの可能性も視野に入れて気合を入れて出発した。

5:01に自宅を出発、空は綺麗な朝焼け。
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古峰山登山口に到着し、準備をする。目の前の川に丸太橋がある。
ここに登山道の看板。比較的新しいと思われるものも。
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準備をして6:06に出発。丸太橋を渡りしばらく歩いたところで
ふとさっきの登山道の看板を思い出して登山口まで戻る。

P8290008a.jpg
この看板によると登山道は川を渡らずに右岸側を歩いていく。
川を渡って行くこの道はもう一つの登山口への道ではないのか。
そう思って丸太橋とは反対方向へ進んでみるが、道が悪い。
P8290011a.jpg
頻繁に刈り払いしなければこんなものかと思って進むが、
何処を進んでいいのか分からない。所々にテープが見えるが
登山道のテープではない。伐採関係のものだろうか。
結局15分程彷徨い、やっぱり違うと思い再び登山口へ。
結果的にはやはり最初の通りに素直に橋を渡って行くのが正しい道。
下山に不安があるのでなるべく早く行きたいのに最初からつまづく。

重機も入れそうな広い幅の道を少し歩くと大きな木と看板のある所へ。
ここで登山道は矢印と赤テープの示す右へ折れて進み、まもなく渡渉点、ここで入渓。
登山道は右上に続いている。(画像拡大するとピンクテープも見えます)
P8290016.jpg

沢幅は狭く、両岸からの灌木が煩わしい。
魚影がないという記録も見た気がするが、魚影はかなり濃い。
渓相が釣り向きじゃないから釣り人もわざわざ入らないのだろう。
平凡な沢をしばらく進むと岩にペンキで17という数字が。
P8290020.jpg

なんだろうと思ったらそのすぐ上で沢を横断する登山道が合流。
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今回、時間短縮のために登山道上部からの入渓を計画していた。
その入渓点がさっきの場所だと思っていたが、こちらが正しい場所らしい。
ここに来るまで登山道に分岐は見当たらなかったが、
この右岸の登山道はどこにつながっているんだろう。
さっきの入渓点の先に続いていた登山道はどこへつながるのだろう。
頭の中ノ地形図と実際の地形が合わなくなった。
こんな最初の段階からミスの連発。核心の下山は大丈夫だろうか。

相変わらず平凡ながら魚影の濃い沢を進むと
前方に見事なスラブ滝群が見えてきて思わず声が出る。
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この辺りからようやく滝らしい滝が出てくるが
そのほとんどがナメ滝。
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さほど歩かないうちに右俣と左俣を分ける二俣に到着。
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この上も延々とナメ滝、ナメ滝、ナメ滝・・・。
可能な限り直登を試みるが、いくつか難しい滝は
安全第一で灌木とのコンタクトラインを登って行く。
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下山路の古峰山とその稜線。山頂付近は綺麗な登山道。
P8290066.jpg

いったんナメ滝群が終了して平凡な渓相に。
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それもすぐに終わり、再びナメ滝開始。
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唯一この滝だけは右岸高巻き。
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高巻きすると踏み跡らしいものが見え、結構人が入っている印象。
踏み跡らしきものはかなり大きく巻いていたので、自分は滝から
あまり離れないようにしたら垂直~ややハングの壁に突き当たり
灌木を掴んでの完全木登りだった。

その上もナメが続くが難しいところはなく快適に登って行ける。
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展望は常に良く、魚沼の街並みが良く見えて気持ちがいい。
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途中枝沢が入る所が何度かあったが常に水量の多い方へ進んだ。
P8290087.jpg

結構上まで登ってもそこそこの水量がある。

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沢もいよいよ源頭の雰囲気に
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上流部で多く目についた花。
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やがて快適な草付きのスラブ帯へ出る。
見晴らしも良く、風もあってとても気持ちがいい。
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P8290112.jpg

時間を気にしてほぼ休憩なしでここまで登ってきたのでここで小休止。
目標にしていた午前中には稜線に出られそうでとりあえずは一安心。
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スラブ帯を詰め、いよいよここから藪に突入。
藪は濃く、なかなか思うように前に進めないが、
とんでもなく酷い藪を覚悟していたのでこの程度なら想定内。
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時々木の上に上がり前方を確認。
すぐ近くに見える気がするが進む速度は上がらない。
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そして40分程の藪漕ぎでなんとか稜線に到達。時刻は11:25だった。
金山沢の向こうに黒岩尾根が見え、稜線上部には割引岳がきれいに見えた。
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さあ、いよいよ核心の下山路。
計画書には余裕を持って下山を5時間としたが、どうなるだろう。
歩いてみるとこの付近はよく見れば踏み跡も残っているので歩きやすい。
いつも参考にしているH氏のHPにも記載があったが笹のラインが
旧登山道なので非常にわかりやすい。笹の高さも腰程度だった。
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しばらくは歩きやすい道が続き、所々背丈以上の藪になっても
よく見れば踏み跡らしいものが見える。
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標高1450mあたりまでは比較的順調に下りてこられた。
「この程度なら全く問題ないな」と安心したところで大休止。
ちょうど12時になったこともあり昼飯を食べてゆっくりする。

休憩後に再び歩き始めるが、少ししてルートを外れていることが分かる。
藪斜面をトラバースして稜線上に復帰、踏み跡らしいものが見えたので
辿って行くと姥沢川側のルンゼのようだ。再びトラバース気味に稜線へ。
安心して気が緩んだのか、この周辺が特に迷いやすいのか右往左往する。
忠実に稜線を辿ると廃道らしき道が現れるが、所々で藪に行く手を遮られる。
P8290183.jpg

そんなときに周囲を注意深く見ると開けたルートが見える。
P8290184.jpg

そしてこっちだと思って進んで行くとほぼ間違った道だった。

このあたりはたとえ進めないような藪に付きあたっても
強引に稜線上を進むとまたかすかな踏み跡に合流するので
支尾根に引き込まれないように注意すればひたすら直進がいいと思った。
個人的には標高1450~1250mの200m間が迷いやすく、この廃道の
核心部分だと感じたがそれより上部と下部は思ったほどではなかった。

そしてもう一つの核心部、標高1260m付近にあったこの場所。
P8290187.jpg

一見、登山道によくある落ち葉の積もったぬかるみに見える。
そう思い、躊躇することなく足を踏み出したらズブズブと体が沈んだ。
あまりの深さにかなり焦る。まさかの底なし沼かと思ったが、
幸い腰ほどの深さで止まり、慌てて脱出する。
もし躓いて転んだりしたら本当に死ぬんじゃないだろうか。そのくらい怖かった。
おかげで下半身は泥まみれ。メチャクチャ臭い。
P8290188.jpg

標j高1150m付近からは稜線上に大きな木がいくつか出てくる。
この辺りからは多少の藪はあるものの迷いやすさはあまりない。
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所々急斜面もあるが灌木や岩もあり不安を感じるような場所はなく、
数か所ある開けた岩場からの展望は気持ちが良く、疲れも和らぐ。
下ってきた尾根
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南の入沢を見上げる。
写真中央一番高い場所が詰め上がった場所。
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右俣上部の様子。写真中央が多分二度目のナメ滝群。
そのやや右上、白い場所が源頭部の草付きスラブ帯。
P8290250.jpg

標高も下がり、古峰山が近い。それにしても暑い。
この日は最高気温34℃、暑くてバテはじめる。
P8290256.jpg

14:25白いポールのある登山道分岐点へ到着。
P8290266.jpg

ここからは刈り払いもされたしっかりとした道。
これでもかとロープや赤テープがつけてある。
P8290267.jpg

登山道を下りること10分ほどで渡渉点に到着。
とにかく早く沢に入りたい、泥まみれの下半身を洗いたい。
投げるようにザックを放り投げて沢につかり、体を冷やす。
P8290272.jpg

ここからは涼しい沢を下って行こうと思っていたが、
この登山道がどこに続くのか知りたかったので登山道で下山。
すぐに馬止めと書かれた小さな広場に。看板にも書いてあった場所だ。
そのまま広々とした道を歩いて行くと鬱蒼とした杉林の中へ。
これはひょっとして一番最初に間違えた右岸側の林に出るのでは…
と思ったが、大きな木と看板のある所へ出た。
P8290276.jpg

ここは登ってくるときに来た場所だった。
どうやらここが登山道の分岐になっているようだが、
下から登ってくると矢印や赤テープが右へ折れるように案内していて
真っ直ぐ進むこちらに道があるようには見えない。自分は気付かなかった。
ということは自分が入渓した場所から先にあった登山道は
もうひとつの登山口への連絡道になっているということだろうか。
この古峰山の登山道は自分がいつも使っている
国土地理院地図の登山道とは異なっているようだ。

15:10、なんだかもやもやしながらも車を止めた登山口に無事到着。
かなり気合を入れて臨んだ核心の下山路は、ちょっと荒れた程度の
旧登山道だと思って行くとやはり危ういとは思うが、
廃道、藪漕ぎを承知でいけば思ったほどではなかった。
藪も楽しめる沢登りというよりも沢も楽しめる藪歩きといった感じで
短いながら登山の総合力が求められるルートのような気がする。

某山の会の某さんなどのもの好き藪好きには楽しめるかもしれないが
自分としてはやはりすっきりした道を歩きたい。
いつかこの登山道が復活する日は来るのだろうか。


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2016.8.10-16上ノ廊下~赤木沢~黒部五郎~高天原~烏帽子小屋~高瀬ダム 1日目

メンバー 鈴木輝雄
8月10日
朝一のトロリーバスに乗って黒部ダムへ。軽く身支度をして歩き始める。
今回は、足に不安が有るので荷物も軽量化しました。その為か結構歩けます。
平の小屋まで3時間かからず。12時発の船に余裕です。
ですが犬と遊んだりおやつ食べたりしてたら乗船に遅れてしまい、
少し、待ってもらいました。10人くらいの乗船でしょうか。8分くらいで対岸へ。
ここから単独30代の女性と奥黒部ヒュッテまで同行。歩行2時間くらい。
話を聞くと読売新道から水晶小屋、雲ノ平を抜け薬師岳へ。五色ヶ原から黒部ダムに降りるらしい。
すごいぞそれ。読売新道と薬師-五色ヶ原を一度に歩くなんて。しかもテン泊。
俺も嫌いじゃないんだ、そういうの。がんばってね!
自分は、奥黒部ヒュッテで挨拶と情報をもらい14時30くらいにヒュッテ出発この日のうちに入溪です。
東沢の出会いに立つ。水すくねー。今回は、出会い付近の本流が左岸寄りです。河原が広く感じます。
最初の渡渉がでて来た所で沢支度に着替えます。浅い渡渉を数回繰り返しながらビバーク地をさがします。
砂地が多くてどこでもOKな感じです。16時頃ビバーク地決定です。
ツェルトはって薪集めて、火の番しながら湯を沸かす。結構忙しいぞ。
で、ご飯食べてまだ明るいけど19時前には、就寝。

清津川源流調査・白砂山

メンバー: CL S会長 Yさん T、   2016-7/30
                   (行程時間 約10時間半)
先々月の小松原トレッキングで出た話が現実となる
標高2139mの白砂山へ
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前夜発の久々エスパース
車を走らせること約3時間、日付が変わる頃 
ようやく登山口の駐車場に到着。
Yさんは到着直ぐにシュラフにもぐり込む・・
我々は、湯沢インター近くのスーパーで買い込んだ
つまみとお酒をごそごそと取りだす
こんな時間にフライパンに豚肉とシシトウを炒め
塩コショウをふりかけるとビールと焼酎が次々と胃袋に消えて行く~
気が付くと午前2時を回っていた・・・ヤバ! (;´∀`)・・

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6時半、予定を1時間以上遅れての出発となる
不謹慎にもふらつくは臭いは・・・まだ、抜けていない(=゚ω゚)ノ

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水場、
Ý大学のワンゲル部が水を補給していた。
S会長がキュウリ漬の差し入れをすると、
美味い美味い!と大感激してくれた!
話を聞くと白砂山から三国山まで行くと言う
しばらくは抜きつ抜かれつだったがやはり
若者のパワーには勝てなく山頂に着くと
はるか先に小さく見え隠れしていた~
白砂山から先は登山道は無く藪の世界
そんな頑張っている学生に我々は感激のエールを送る!

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堂岩山山頂にて

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八間山への分岐

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一向に見えてこない白砂、まだまだ遠い!

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ようやく山頂へ!
登山口出発から4時間半、長い行程だ~
帰路は八間山へと向かう

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笹原の登山道はフカフカの道、とても歩きやすい!
訪れる人も少ないのか笹が登山道を隠すように生い茂っていた。

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白砂山がはるか遠くになる。
よう歩いて来たもんだ!
(写真の真ん中よりやや左奥が白砂山頂)
この後これから向かう山に目を向け
あんな遠くまで登山道が続いてはいないと
たかを食って話をして居たのだが行程時間と距離を
見直すとまだまだ遠くに構えるいくつものピークを越えなければ
ならない現実が・・・がっくり仰天~
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まだ、遠い八間山、ようやく山頂が見えて来た・・・

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ようやく八間山へ・・・白砂山頂より約4時間半ふぅ~

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ようやく登山終了、車道へ到着。
これより駐車場まで最後のアルバイト約20分・・・

我が会の名称にもなっている清流「清津川」
何時も見慣れている川の源
源流調査と銘打っての山行も
結構キツイ山旅となった。
日本二百名山の一つにも数えられている
白砂山、この日訪れた山屋はわずか10名ほど
それはそれは静かな山旅となった
登山口からずっと付いて来るようなウグイスの鳴き声と
時たま風に揺れる笹の音、そして仲間の息づかい。
そして、足元に揺れる花々は季節の変わり目短い夏を終え
秋のつぼみが大きく膨らんでいた。
ほほを伝わる沢山の汗、
その分よりも沢山の思い出深い山旅となった     ・・・・・・・・  T記
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