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2016.02.23 ネコブ山

メンバー: YZ
タイム :三国川ダム0:04 十字峡 1:44 蛇崩沢右岸尾根3:05
      桑ノ木山7:42 ネコブ山9:59 桑ノ木山11:20
      蛇崩沢右岸尾根11:48 十字峡12:56 三国川ダム14:20
天候  :曇り

昨年、大兜山から見て行ってみたいと思ったネコブ山へ行ってきた。
ルートはおだまきの蓬平さんたちが去年春に行ったものを参考にした。

深夜の三国川ダムに到着して準備をする。実は前日夜にも来たのだが
みぞれ混じりの雪にモチベーションが上がらずにそのまま帰宅した。
この時の雪で近くの八海山スキー場山頂では朝までに30cmほど
積もったらしく行っておけばよかったと少し後悔し、2日連続で三国川ダムへ。

来る途中の道路の気温表示は0度。空は曇りでかなり温かく感じる。
期待した新雪はやはり日中に腐ってしまったようで春のような重い雪。
それにしても雪が少ない。2週間前に比べてもずいぶんと減っている。
この日は雲の向こうにうっすらと月が見え、周囲の山の様子も見えたが
山肌が黒々としている。まさか今日は土の上を藪漕ぎすることになるのでは…
ダム管理棟に向かう時点で不安になり、中止にしようか検討するが、
八海山で前日の朝までに積もったという新雪30cmを信じて前に進む。

ダム管理棟
P2230523.jpg

今回もダム右岸道路をシールで歩く。数か所ある風の通り道が少し寒い。
前回とほぼ同じ時間で十字峡着。ここからは初見のルートだ。
道路を少し進みトンネルへ。暗い。怖い。小心者の私はこういうのは苦手。
恐怖のトンネルを過ぎ、下津川沿いの林道へ。雪は相変わらず重たいが
右岸へ渡った途端に冬らしい雪質に急変した。日差しがあたらないからだろう。
これなら少し期待がもてる。いくつかのデブリをトラバースして蛇崩沢右岸尾根へ。

心配した雪も問題なく、急な斜面に取り付くが、新雪の下に固い層があり
急斜面では新雪ごとズルズルと落ちてしまい、なかなか上手く登れない。
早々にシールを諦めてスノーシューに変更。慣れたこちらの方が快適だ。
この尾根はいい感じの斜度があるブナの疎林。帰りの滑りは楽しめそうだ。
P2230529.jpg

P2230533.jpg

途中、寝不足のせいかちょっと調子が悪くなる。まだ疲れるほど登ってないが
体がだるくて気分も良くない。敗退も検討しながら少し早目の朝食休憩。
完全に回復はしないが様子を見ながらもう少し進んでみようと、再び歩きだす。

標高1318地点に着くと少し視界が広がった。空は厚い雲に覆われているが
天気予報では昼前から昼過ぎの数時間は晴れ、夕方には崩れるらしい。
山頂での晴れを信じて登って行くが、桑ノ木山が近付くにつれあたりは真っ白に。

1318m地点より
P2230534.jpg

山頂付近の台地に着くころには完全にガスの中。一面真っ白。
雪面と空の境目も曖昧になり、目がチカチカする。不思議な気分。
広い台地で目印になるようなものもなくGPSを頼りに山頂へ。

桑ノ木山山頂
P2230542.jpg

視界は全くないが風もなく穏やか。これはGPS無しだと危ないかも。
この山頂付近から先の雪面は雪付とガチガチアイスバーンが半々ほど。
ほとんど視界が無いので少し歩いてはGPSの確認を繰り返して進む。
ついつい雪庇側に寄りすぎるようで、何度も方向修正した。
ガリガリに凍った斜面のトラバースもあり、ここが一番緊張した。
ネコブ山への最後の登りは一部急登もあったが、
ガチガチのアイスバーンだったのでスノーシューがよく効いた。

斜面を登りきると山頂は目前。手前の偽ピークあたりから
雪面がウネウネしていて雪庇と見間違えたりしてしまう。
ガスが一段と濃くなり、足元の雪面も良く見えない。
GPSを片手に見続けるが、それでも右往左往してようやく山頂へ。

ネコブ山山頂。さっきと全然変わらない写真。
P2230552.jpg

時間的には少し待ってもいいけれど、期待できそうもないので下山。
帰りはなんとか自分のトレースが見えるので登りよりも楽だ。
視界もなくアイスバーンなのでコルまで歩いて降りようか迷ったが
ゆっくり下りれば問題ないと思い、1750m付近でボード装着。
そしていよいよ滑りだそうとした時、ガスが晴れてきた。
P2230561.jpg

しばらく待つと下山方向の道も見えてきた。よかった。
P2230566.jpg

少しずつ視界が広がり、これならもう少し待てばよかたっと思い、
山頂まで戻るか検討するが、景色は次回の楽しみにとっておくことに。

これがネコブのコブだろうか。
P2230570.jpg

大兜山
P2230572.jpg

どんどん見晴らしが良くなる
P2230589.jpg

ネコブ山を振り返る。もう少し待てばよかったか。
P2230590.jpg


視界が良くなり一安心だが、雪面はガチガチのアイスバーン。
ほぼ横滑りで高度を落とす。エッジが丸まりそうな音を立てている。
雪が付いている場所はそこそこ快適だが、次の瞬間いきなり
アイスバーンになったりで忙しい。安全第一でゆっくりと滑り下りる。

コルから桑ノ木山までは登り返し。平らな山頂の奥に八海山が見える。
中ノ岳や巻機山の山頂付近は最後までガスで見えなかった。

帰り際、ネコブ山頂にはまたガスが。快晴とはならなかった。
P2230621.jpg

桑ノ木山からはお楽しみの滑走。
雪はやはり重たくなったが、期待した以上に面白かった。
標高差約1000mも快適な斜度が続き、木も疎らなので
自由にラインが取れ、今シーズンの滑走では一番楽しかった。
もう少しアプローチが良ければ何度でも訪れたいが…。

ブナの疎林。超快適な斜面。
P2230649.jpg

下津川まで滑り下りてご機嫌。
P2230661.jpg

下津川に到着すると時間もちょうどよかったので昼食休憩。
帰り道の林道には新しいデブリもいくつかあり、慎重に通過。
苦手なトンネルも日の光のおかげで中まで明るく安心できた。
三国川ダムまで延々と長い道を歩いてようやく車へ到着。

楽しみにしていた景色が全く見れなかったのは少し残念だが、
無事登頂することもでき、帰りの滑りも楽しめたのでよかった。
長距離の林道歩きは大変だが、スノーシューと比較すると
圧倒的に楽で効率もいい。今年はスプリットにしてよかった。
おかげで小雪のこんな年でもいろいろな山行が楽しめている。

2月は残り1週間、シーズンの終わりも早く訪れそうだ。


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2016.02.16 八海山(薬師岳)

メンバー: YZ
タイム :ロープウェイ山頂駅9:58 女人堂11:55 薬師岳13:13
      ロープウェイ山頂駅15:03
天候  :晴れ

この日の天気予報は昼前の数時間が晴れ予報。
当初は守門岳あたりへ行こうと思っていたのだが、
早朝、出発しようと外へ出ると思った以上の積雪。
余っている早割リフト券も消化しなければいけないので
この日はゲレンデに変更。そのついでに山にも登ることに。

八海山スキー場は思ったほどの積雪はなかったが
それでも軽いフワフワのパウダーが30cmほど。
1時間ほどゲレンデを回してから山装備へと変更。

9:58にロープウェイ山頂駅出発。
P2160757.jpg


天気はいいが、平日ということもあり入山者はゼロ。
今日も一人ラッセルだ。しかも思った以上に雪が軽く
雪の深いところではスプリットでも膝まで沈む。
これはちょっと時間がかかりそうだ。気合を入れる。

メジャーなルートだが自分ははじめてのルート。
どこを進めば効率がいいか分からず、右往左往する。
平坦でアップダウンも多く、帰りも時間がかかりそうだ。
それでも女人堂や目指す山頂は近くに見えている。
あっという間に着きそうな気もするが、歩みは遅い。

11:11に女人堂直下の急斜面にさしかかる。
これを登るのだろうか、とてもシールで登れるとは思えない。
ルートを間違ってるんじゃないだろうか。
これが噂の胎内くぐりなのか。とりあえず登ってみよう。

写真に撮ってみたが、全然急斜面に見えない。
シールでは登れる気がしないのでアイゼンで登ったがそれでも厳しい。
P2160763.jpg

あっちでもないこっちでもないと右往左往しながら
結構な急斜面を直登してようやく一安心。
そこから少し登ると女人堂。時刻はすでに11:55。
P2160765.jpg


ちょうど昼時だったのでここでカップラーメンのランチタイム。
13時ころまでに登れればと思っていたけど甘かった。
今日は久々に敗退だな、と内心思ったが、行ける所まででも
行ってみようと思い再びシール歩行で登り始める。

斜面を登っていると突然ヒールリフターが壊れてしまった。
P2160770.jpg

変な方向に力がかかって外れららしいが、なかなか戻せない。
破損してるわけではないようなので元通りになるはず。
必死に格闘してようやく元の状態にはめ込むことができたが、
今後も同様のトラブルが起きそうな気がして少し不安になる。

そんな不安とは逆に、予報に反して晴れてきた。
P2160775.jpg

山頂まではもうひと頑張り。なんとか登頂できそうだ。

13:13薬師岳山頂着。
少し風があるが見晴らしが良く、気持ちがいい。
P2160789.jpg


先日登った中ノ岳も見えた。
P2160786.jpg


ゆっくりしたかったが、時間も気になるので下山の準備。
雪は軽いが積もったばかりでまだあまり安定してない様子。
登っている途中にも何度も小さな亀裂が入ったので慎重に。

なるべく安全と思われるルートで滑走していく。
そして楽しい斜面はあっという間に終了。
女人堂直下の急斜面を滑り下りたところでモードチェンジ。
ここから再びシール歩行で来た道を戻っていく。
P2160794.jpg

P2160805.jpg


15:03にゲレンデに戻ってきた。
せっかくなので迂回コースでスキーモードの練習をする。
しかしやはり難しく、少し斜度があると制御できなくなる。
30分かけて山麓駅まで下りたが、リフト券もあることだし
再度ロープウェイに乗車して、再び迂回コースで練習。

ロープウェイやゲレンデからは八海山が良く見えた。
自分の滑ったラインもハッキリと見え、なんだか嬉しい。
P2160810.jpg


最後は足がフラフラになりながら、無事に山麓駅に。
思った以上に天気が良くなり、楽しい一日だった。

飯綱山1917m

2月の会山行
妙高戸隠連山国立公園へ








2月の会山行は飯綱山
大荒れの予報だった・・
出発は雨!
車に乗り込んだメンバーは5名
みんな黙って居るがこの雨に意気消沈
冗談混じりに
誰か中止にしない!と言うのを待って
居るかのようにボソボソと・・
戸隠に入って登山口、それでも黙々と
出発準備。冬でも多くの車で埋っている駐車場、
駐車禁止なのだが無理やり止めて居る道もこの雨で止まって居るのは我々だけだ。
厳冬期に雨、近年経験がない、
内心中止にして温泉巡りもいいかぁ~と
頭を過るが、ま~行けるとまでと・・
ここで1つ失敗が
新雪もないし要らないだろうと車に置いて来た
スノーシュー!アイゼンは持ったのだが
帰り難儀するとは想像していなかった(汗)
上り約3時間のコース、トレースははっきりして
いたし比較的雪も安定していた。
上るにつれ雨も収まり晴れ女晴れ男の
強運が功をそうして来た。しかし、重くのし掛かった雲に展望が効かない、
360度、大展望の山頂もガスの中。
展望の山頂ランチは諦め、記念写真を撮りそそくさに下山開始、これからが悪路の始まり
ここのところに高温、雨で雪解けが進み
厳冬期には考えられない腐れ雪、
まるで5月連休、春山のようだ!
ぐざぐざ、ズブズブ足を踏み込み度に埋まり込んでしまう(汗)スノーシューを担ぎ上げなかったのが悔やまれる~
でも、風もなく雨も完全に上がり帰路はガスも上がり始め、善光寺平が広がり上信越の山々も
見えて来た^^〜
ここで遅いランチ、リーダーの入れてくれた美味しいコーヒーの香りで一息、美味い!
悪天の予報に反し展望は効かない山だったが楽しい会山行になった。
帰りは恒例の温泉、一汗後の温泉は最高!
参加者の皆さんお疲れ様でした。
そして、楽しい山行ありがとう〰^^

2016.02.09 丸山

メンバー: YZ
タイム :津南駅裏9:01  丸山10:39  津南駅裏11:15
天候  :曇り


今日は子供の送り迎えの予定があり、昨日の疲れもあるため
休養日にするはずだったが、天気に誘われて少し山へ行くことに。
行き先は営業休止したマウンテンパーク津南の横にある丸山。
子供を送り、そのまま津南駅へ行くもブーツを忘れて一度戻る。

予報では一日雪とのことで天気が下り坂なのは明らか。
準備をしているとすでに青空は少なくなり、日差しが弱まる。
午前中くらいもってくれよと願いながら歩き始める。

昔の下山コースだろうか、ジグザグの坂を登っていくと
あっという間に高度があがり、広いゲレンデ跡に出る。
標高は低いながらも展望がよく街を一望できる。
お、苗場山も見える、と思ったが良く見ると形が違う。
方角も違うので、苗場山ではない。でもよく似ていた。

津南駅を見下ろす。いつもと違う視点で新鮮な景色。
P2090523.jpg

細い道。旧下山コース?初心者はちょっと厳しそう。
P2090524.jpg

広いゲレンデ。ここはもう使われていない。
P2090526.jpg

振り返ると正面にテーブル状の山が見えた。
P2090528.jpg


斜面を登るとオレンジリフトの乗り場。その奥に丸山も見える。
マウンテンパーク津南は今シーズンから一般営業中止だが
スキー授業など学校関連での運営はしているそうで
このリフト乗り場から上のゲレンデは一応圧雪してあった。

オレンジリフト?その奥、杉林だらけの山頂が丸山。
P2090531.jpg


平坦なピステンバーンを少し歩き、緩い坂を登ると
マウンテンパーク津南のロッジなどの建物が見えてくる。
その少し先からゲレンデを離れて丸山へ向かっていく。

杉林に入り、少し進むと藪の急斜面。
クラストした雪だがシールが良く効くので強引に上がっていく。
かなり斜度はあるが直登もできる。
これはいいぞと調子に乗っていたらスリップしてしまった。
クラストしているのでなかなか止まらない。少し危なかった。

やはり藪。もう今年は仕方がない。
P2090535.jpg


藪がうるさくジグを切るのも大変になってきたので
スノーシューで直登するが、雪が割れて膝まで沈む。
スプリットの浮力を改めて実感した。

山頂は杉林の少し先にあったが、やはり展望はイマイチ。
ただ、先日の会山行で登った氷山は良く見えた。
氷山はこちら側から見た方が圧倒的にかっこいい。

山頂は杉林の中だと思ったら少し離れていた。
P2090536.jpg

氷山。以前滑った斜面も良く見える。
P2090543.jpg


少し雪もちらついてきたので下山にかかる。
まともな滑りにはならず、藪をよけながらの横滑り。
もう少し積雪があると、思いのほか楽しいかもしれない。

今年はこんなんばっかり。奥にゲレンデ。
P2090547.jpg


杉林を出て平坦な場所は滑りきれず、一度板を脱ぐ。
その後は快適なゲレンデクルージング。
順調に滑り下りて津南の駅裏に無事到着。

なんとか降りだす前に帰ってこれた。
P2090521.jpg


もともとはドカ雪が降った翌日、仕事前に行けないかと
思っていた場所でしたが、山頂まで行くとなると
途中の水平移動がやっぱりネックになりそうな感じ。
少し空いた時間に行く山としてはいいかもしれません。

2016.02.08 中ノ岳

メンバー: YZ
タイム :三国川ダム0:00 十字峡1:42 日向山7:09 中ノ岳11:35
      日向山13:51 十字峡15:07 三国川ダム17:01
天候  :快晴

2/11追記:アルバムを追加しました

越後三山の中でも圧倒的にバックカントリーの記録が少ない中ノ岳。
アプローチの長さの割に快適に滑れる斜面の少なさが要因だろうか。
厳冬期日帰りの記録は見つけられなかった。
行けるか行けないか分からないが、行ける所まででも行ってみよう。
快晴が約束されたこの日、今シーズンの目標とした中ノ岳へ向かってみた。

とにかく時間がかかるはず、気合を入れて自宅を22:32に出発する。
ダム敷地の手前、除雪終了地点には23:42着。準備はもう出来ているが
なんとなく日付をまたぐのは日帰りじゃなくなるような気がして0:00まで待つ。

ジャスト0:00に出発。空は満天の星空だ。ダムの赤いライトが不気味に光る。
ダム管理棟に0:44着。ダム右岸道路を黙々と歩く。時折吹く風が冷たい。
予想通り小雪のおかげで道路へのデブリはほとんどなく快適に歩くことができた。

十字峡には1:42着。ここまでは予定よりもいいペース。
ようやくスタート地点、ここから中ノ岳まで標高差1600mを登っていく。
未熟なシール登攀では苦労するだろうからここからはスノーシューで。
昨日降った新雪は20cmほどだろうか、サラサラで軽いいい雪だ。
ラッセルは脛から膝程度。久々の板を背負ってのラッセルは少ししんどい。

心配していた藪はほとんど気にならない程度。思ったよりも歩きやすい。
ただ所々アップダウンがあり、帰りのことを考えると少し憂鬱になる。
ヘッドライトを消して見上げると素晴らしい星空。ここ最近見た中でも
この日の星空が一番きれいだった。疲れも和らぎ黙々と上を目指してく。

段々と空が明るくなり、周りの景色が見えてくる。
かなり冷え込んでいるようで、いつも以上に寒く感じる。
日が登り始め、山々が赤く染まり始める。空もきれいなグラデーション。
上越国境だけは厚い雲に覆われていた。それ以外は見事な快晴。

右隅の苗場山がいち早く赤く染まった。
P2080547.jpg


7:09に日向山に到着。中ノ岳の雄姿が出迎えてくれた。
ここで朝食がてら大休止。気温が低く止まっていると寒くて震える。
これから向かうルートを見ると、1630m付近のピークが嫌な感じだ。


日向山の雨量計測所。後ろの阿寺山~八海山の稜線にも朝日が。
P2080551.jpg

中ノ岳へと続く尾根。
P2080562.jpg

中ノ岳と御月山。
P2080568.jpg


生姜畑は楽々歩けるだろうと思っていたが、思ったより起伏がある。
シール歩行の予定だったが、スノーシューを外すのを面倒くさがりそのまま行く。
1600m付近でアイゼン装着。思ったより雪が深くラッセルが続く。
さすがに疲れてきて歩みが鈍る。だがここまできて敗退はありえない。
斜度も増し、転倒でもすれば下まで止まらないだろう。緊張が続く。
やっと国境稜線に到着し、緊張が解ける。山頂まではあと少しだ。

固く締まった急斜面は緊張する。巻機方面は厚い雲に覆われてる。
P2080621.jpg

オカメノゾキ~八海山。見事な雪稜。
P2080638.jpg


最後の急斜面と思って登ったら山頂はまだ先。ガッカリして前へ進む。
まだか、まだかと思い続けてようやく山頂へ。標識も何も見当たらないが
GPSが指し示す山頂へと到着した。時刻は11:35。長かった。

広い山頂。奥に避難小屋とその向こうに駒ケ岳。
P2080652.jpg

11時間以上かけてようやく登頂。
P2080684.jpg


山頂からは今まで見えなかった駒ケ岳も見え、群馬県側の山々が
一望できた。天気は最高、360度見渡す限りの大絶景だ。
ゆっくりしたかったが山頂は強風。収まるのをしばらく待ってみたが
止む気配もなく、かなり寒かったので準備をして下山にかかる。

東側で一際目を引いたのは槍のように尖った荒沢岳。
P2080655.jpg

南側。少し先から巻機方面は雲の中。
P2080659.jpg

先日歩いた阿寺山~八海山。遠く北アルプスもよく見えた。
P2080681.jpg


滑りを楽しむ余裕はなく、安全第一で登りのトレース付近を滑走。
標高を落とさないようにトラバースし、1630m付近から登り返し。
その後もアップダウンがあり、面倒だったので滑らずに歩いていく。
途中、風の無い場所で大休止して昼食にする。午前中に上越国境を
覆っていた厚い雲も消え、巻機、下津川山などもきれいに見えた。

目を引いた下津川山、ネコブ山や牛ヶ岳もよく見えた。
P2080698.jpg

朝は見れなかった上越国境稜線。
P2080732.jpg


休憩後、重たい足を引きずりながら再び歩き始める。
13:51に日向山へ戻ってきた。はるか下に三国川ダムが見える。
ここで小休止し、滑走準備。ようやく滑って降りられる。
日向山直下は広くて滑りやすい。数少ない楽しい斜面だ。
登りで懸念した通り、いくつかの場所で登り返しを余儀なくされた。
下るにつれ雪はすっかりシャーベット状の重たい雪に。
気持ちのいいブナ林もあり、思いのほか快適に下りてこられた。

5~6回ほど板を脱いで十数メートル程登り返し。
P2080761.jpg

快適なブナ林だったが、標高も低く雪は重たい。
P2080773.jpg


約1時間で十字峡到着。ここから再び長い道路歩きが始まる。
融けた雪で濡れたのか、帰り路ではシールに雪が付着した。
スクレーパーで削り落とし、また付着し、また削り落とし・・・。
ダム管理棟に着くと車に乗った2名の職員が「下まで乗せようか」
と声をかけてくれた。ありがたいが最後まで歩いて行く。

平坦なダム右岸道路。
P2080778.jpg

日が落ち、空が赤く染まり始めた。計画ではヘッドライト下山の
予定でいたが、なんとか日没前に帰ってくることが出来た。
車に到着したのは17:01。17時間の長丁場だった。疲れたが、
厳冬期の中ノ岳を登ることができ、大満足の山行だった。

日がすっかり落ちた頃、ようやく車に到着。
P2080785.jpg


最高の天気のおかげで無事に最後まで登りきることができ、
今シーズンの目標を果たした充実感浸りながら帰路についた。


2016.02.02 黒姫山

メンバー: YZ
タイム :戸隠大橋4:42 黒姫山8:58 大池10:01
      稜線10:52 戸隠大橋11:59
天候  :雪

もう2月だ。藪も沢も埋まっていないのにもう2月だ。
今年はきっとこのままさほど積もらず終わるんだろう。

どこへ行っても藪からは逃れられないような気がするが
笹くらいなら苦にならないだろうと思い、黒姫山へ向かう。
自宅を2:32に出発、戸隠大橋には4:08に到着した。

少しゆっくりと準備をして4:42に歩き始める。
伐採作業中らしく林道の先には数台の重機。
その奥にはしっかりとトレースがある。
今日はラッセルなし。藪も思ったよりは少ない感じだ。
P2020527.jpg

朝は時折月も見えたが、明るくなるってくると空には厚い雲。
雪は軽いが下にはやや固い層がある。ツボ足でもさほど沈まない。
緩い斜度の気持ちのいい斜面を登っていく。風が少し出てきた。
8:01稜線に出る。風は収まったが、相変わらず展望はない。

この辺りはかなり快適な斜面
P2020529.jpg

稜線に出ました
P2020533.jpg

七つ池シュート
P2020534.jpg


所々でクラストした斜面に苦戦したが、山頂は目前だ。
ところが山頂手前の急斜面がどうしても越えられない。
シールが全く効かせられず、エッジに乗って越えようとするが
ズルズルと落ちてしまう。安全第一でここでツボ足に。
登ること50mほどで山頂に到着。時刻は8:58。
P2020536.jpg

予定では七つ池シュート滑降後に御巣鷹山だったが
御巣鷹山の斜面の雪もかなり少なそうだったので諦める。
七つ池シュートも雪の状態にやや不安があったので
大池へ下りる夏道付近の樹林帯を滑降することにした。

御巣鷹の斜面も雪が少ない
P2020537.jpg


上部はそこそこ滑れたものの、下半分は密藪だった。
結局途中からは再びシールでラッセルしながら下っていく。
大池に出た後はトラバース気味に稜線のコルを目指す。
ここも藪だらけで閉口。10:52にようやくコルに到着。
ここで大休止。昼食は久々にカップラーメンを食べた。

大池
P2020539.jpg

藪トラバース
P2020544.jpg

久々の温かい昼食
P2020547.jpg


さて、いよいよ最後の滑降。上部は藪も薄くて快適。
やや底付きするため爽快感は今一つ。
ゆるめの斜度なのでゆるゆると滑って行く。
笹を踏みながらあっという間に林道まで下りた。
あとは大橋までノンストップで。11:59戸隠大橋着。

P2020549.jpg


帰路の途中、気になっていた山の近くへいってみたが
思ったより面白くなさそうで残念。次はどこへ行こうか。




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